『運動麻痺』② 司令塔と通り道
どうもポンコツPTです!
前回は運動麻痺について復習してきましたが、難しい単語がいっぱいあり心が折れそうになってしまいました💧笑
なのでここからは単語を噛み砕いていこうかと思います!
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まずは指令を出す「一次運動野」からいきます!
一次運動野とは、大脳皮質の前頭葉の一部です!同じく前頭葉にある前頭連合野から指令を受け、目的通り身体を動かす指令を上位運動ニューロン等を通して筋へ伝えます!
いわば「司令塔」です!
※ちなみに前頭連合野は感覚等の情報を受けて「何をすべきか」を考え判断する部位です!
続いて「上位運動ニューロン」です!
そもそも運動ニューロンってなんだかわからないですよね(私だけかな?)
運動ニューロンとは「骨格筋を支配する神経細胞」のとこです。
上位運動ニューロンとは、運動指令を伝えるため大脳皮質から脳幹の脳神経核まで軸索を伸ばし神経を形成する中枢神経のことです。
また、上位運動ニューロンが通る経路のうち、大脳皮質から脊髄の前角細胞までの経路を皮質脊髄路(錘体路)、大脳皮質から脳神経核までの経路を皮質延髄路といいます!それぞれ皮質脊髄路は四肢の随意運動、皮質延髄路は頸部から上の随意運動を司ります!
ややこしいですね(笑)
簡単にまとめると上位運動ニューロンとは運動指令を骨格筋へ伝えるための大脳皮質から脊髄や脳神経核までの神経細胞のこと!またその経路ひとつの皮質脊髄路(錐体路)が四肢の運動に関わるよ!ってことです!また中枢神経ってやつは上位運動ニューロンのことです!
(ざっくりなので詳細は参考書等を確認してください)
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今回は「一次運動野」と「上位運動ニューロン」について復習してきました!一次運動野が司令塔で、上位運動ニューロンは司令を伝える通り道です!(ざっくり)
次回はその「通り道」はどんな道かを確認していこうと思います!
今回参考にしている書籍